大規模プロジェクトの中のソースを探したい時ってありませんか?
そんなときは、git grepを利用してすばやく効率良くソースを探してみましょう。
今回は私が普段開発していてよく使うgit grepをまとめておきます。
git grepのオプション一覧
man git-grepをしたら見ることができます。
- -i : 大文字と小文字を区別せずに検索する
- -w : 単語境界(行頭か単語に含まれない文字で始まり、行末か単語に含まれない文字で終わる)のみに検索する
- -v : マッチしなかった行が出力される(通常の逆の検索)
- -h : マッチしたファイル名を行頭に表示するか否かの指定です。
- -G : 検索に POSIX の標準正規表現を利用します
- -F : 検索に正規表現を利用しません
- -n : マッチしたファイル名の後ろにマッチした行数を表示します
- -l : マッチしたファイルのファイル名だけを表示します
- -L : マッチしなかったファイル名だけを表示します
応用例
- git grepした結果を全部置換する
git grep -l 置換対象 | xargs sed -i '' -e 's/置換対象/置換後/g'
- git grepしたファイルの数を表示
git grep -l getPostParameters | wc -l
オススメ設定
git grepと打つのがちょっと長いので、私の場合は.bashrc(もしくは.zshrc)にaliasを貼って簡単にコマンドを打つ方法を記載します。
.bashrc(もしくは.zshrc)に下記の記述を追加
alias gg='git grep'
これでターミナルを再度開き直すことによって、ggコマンド(git grep)が利用できるようになります。
まとめ
git grepを利用することで、大規模プロジェクトの中のソースでも簡単に見つけたいソースコードを見つけることができます。
工夫次第で開発効率も上がると思いますので、是非ご活用ください。